協 会 概 要

 京阪沿線に音楽(ジャズ)の素晴らしさを発信させようと『京阪ジャズ協会』を設立しました。
 今まで地域一体となって音楽文化を創造してきたノウハウを活かし、ジャズという音楽を通じて京阪沿線の地域における音楽文化の発展、音楽による地域の活性化、地域を越えた市民文化の交流を目的としています。

 特にこの地域は、郊外開発によるスプロール化が進行し、定住人口の減少と高齢化、郊外大型店の進出等の影響で、商店街は歯の欠けた櫛のようにシャッターを閉ざした街並みとなり、かつての賑わいは感じられなくなってしまいました。その一方で、市町村のイニシアチブによるまちづくりが求められています。しかし、行政での活動にも限界があり、民間の力を活用したまちづくりを進めていこうという考え方も主流になりつつあります。また、民間が主体となったまちづくり活動を期待する地域住民も増えています。

 音楽は、時代が違っても、国が違っても、価値観などは想像の出来ないほど移ろっても、それでも私たちが共感したり感動したりするのはなぜなのでしょうか。音楽は私たちにさまざまな示唆を与えてくれます。それはこの地域を愛し、音楽を愛する人たちのメッセージを、私たちはしっかりと受け止めることが可能ならば、これらのポテンシャルが街を活かし、そこに住み、また集う人たちに新たな発見の喜びを伝え、ともに感動することにより、年齢性別などすべてを超えた「人間の連帯」のかたちが見えてくると確信しています。

 またこのことにより、演奏家の演奏機会を創出し、この京阪沿線に日常的に街のあちらこちらで音楽が奏でられることにより音楽を身近に感じてもらい、それとともにミュージシャンの育成などを推進することで、資質の向上・社会的地位の確立、音楽文化の向上を図れれば、私たちが求めるべき市民レベルの音楽文化の未来の姿が見えてくるのではないでしょうか。

 私達は音楽でまちづくり活動に意欲的な人材を募り、またまちづくりの担い手を育成するとともに、この地域における各種イベントや施設の企画・運営、多様な媒体を活用したまちの情報発信、かつての「ものを大切にした時代、便利でなかったかもしれないけれど、心は豊かだった時代」のように人と人が繫がることで、新しい高揚が生まれることも期待し、未来の為に何が必要なのかと模索している人たちにこれらの活動を通じて、社会に貢献しようと非営利活動法人を設立することとしました。

NPO法人京阪ジャズ協会
代表 野口芳彦